小分類 | Question | Answer |
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GHS分類 | JISベースでの判定方法と国連ベースの判定方法の採用を各国毎にどのようにしていますか? | 各国には国連の分類をベースにした独自のGHS分類、ラベル、SDSに関する法規があり、それらの現時点での最新版に対応しております(日本の場合はJISです)。 該当する有害性成分がその混合物に含まれている場合で、且つ閾値などの条件を満たさない場合は、その有害性は分類できないにならず、区分外になります。該当する有害性成分がその混合物に含まれていない場合は、その有害性は分類できないになります。吸入性呼吸器官毒害性のように、判定に有害成分の含有量閾値と動粘度閾値の二つのパラメータがある場合、片方にデータがない場合は、分類できないになります。 |
GHS分類 | つなぎの法則を分類判定に採用していますか? | つなぎの法則は採用しておりません。混合物の危険有害性判定は、成分の一部若しくは全部の分類データがある場合の方法を採用しています。 |
GHS分類 | 自動作成したSDSのGHS分類をマニュアルで容易に修正できますか? | i.Bou-GHSの「製品GHS分類」の場所で、手動にて容易に編集可能です。 |
GHS分類 | GHS分類は、対象国ごとに異なりますか? | 混合物の分類の基礎になる成分の分類が対象国によっては異なります。 日本、タイ、インドネシア、ベトナム、米国、メキシコ: 100%NITEのGHS分類を使用(但し各国のビルディングブロックに合わせて、一部の分類区分を調整している) 英国、フランス、ドイツ: CLPのGHS分類 中国: SAWSのGHS分類(但しCAS No.ベースでSAWSには無い分類でNITEにあるものはNITEの分類を追加している) 韓国: MOEのGHS分類(但しCAS No.ベースでMOEには無い分類でNITEにあるものはNITEの分類を追加している) 台湾: 台湾労工委員会のGHS分類(但しCAS No.ベースで台湾労工委員会には無い分類でNITEにあるものはNITEの分類を追加している) 以上の如く、成分の分類が国ごとで異なり、且つ危険有害性区分のビルディングブロックも国ごとに異なります。更に、判定の基準になる閾値も異なります。このため、最終的な結果である製品のGHS分類は国ごとで異なる場合が多いです。 |
GHS分類 | 各国の基準でGHS分類をすることは可能ですか? | 各国の法律と規格に従ったGHS分類基準で自動的に分類されます。 |
GHS分類 | ホルムアルデヒドが0.7%含まれた製品の呼吸器感作性と皮膚感作性は区分1ではないでしょうか? | 製品の形態を、i.Bouの製品定義にどのように入力されたかが不明ですが、「呼吸器感作性と皮膚感作性に区分1が表示されない」というご発言から推測すると、多分「液体」か「固体」と入力されたのでしょう。其の場合、区分1の濃度限界は1%以上ですから、其の製品の呼吸器感作性と皮膚感作性は区分1ではありません。 |
出力 エラー |
Excel 2013でSDS等を出力するとエラーになるのですが、どうすればよいですか。 | Excel 2013でも問題なく出力できます。しかし、Excel 2013をインストール後アクティベーションをしていない場合、DLLファイルの呼び出しが出来なくて、エラーが発生する事が有るようです。アクティベーションがされているか確認してください。 |
出力 エラー |
エラーメッセージは、「System.NullReferenceException: オブジェクト参照がオブジェクト インスタンスに設定されていません。」 アカウントには、administrator権限がある。 |
i.Bou-GHSのTempleteを開きSDSフォーマットを開けてみる。すると保護モードで開いているとの表示が出る。SDSに仕込んだプログラムをエクセルが怪しいプログラムと判断して保護モードで開いていることが今回の問題を起した原因である。 対処方法は、エクセルのファイル>オプション>セキュリティセンター>セキュリティセンターの設定>信頼できる場所 でi.Bou-GHSのTempleteフォルダを「新しい場所」で追加する。 |
出力 エラー |
Win-10でプレインストールOffice2016の場合、下記のメッセージがでて、ExcelでSDS等が出力できない事がある。 ************** 例外テキスト ************** System.InvalidCastException: 型 'Microsoft.Office.Interop.Excel.ApplicationClass' の COM オブジェクトをインターフェイス型 'Microsoft.Office.Interop.Excel._Application' にキャストできません。IID '{000208D5-0000-0000-C000-000000000046}' が指定されたインターフェイスの COM コンポーネント上での QueryInterface 呼び出しのときに次のエラーが発生したため、この操作に失敗しました: インターフェイスが登録されていません (HRESULT からの例外: 0x80040155)。 |
原因は、購入したPCのOffice2016を最初にSetUpする時に、ライセンス番号を入れただけで、マイクロソフトアカウントとOffice2016を関連付けていないので、Office2016の機能が完全に解放されていない為起こるエラー。 対処法は、インストールされたOffice
2016を完全にアンインストールしてから、マイクロソフトのサイトからOffice2016をダウンロードして再インストールすると解決できる。 |
出力 エラー |
System.Runtime.InteropServices.ExternalException: GDI+ で汎用エラーが発生しました。 | このエラーは画像(GHSラベルの絵表示)を生成する段階で権限不足で生成できないもの。 このユーザはPCのアカウントが管理者権限ではなかった。i.Bou-GHSを立ち上げるときに、右クリックでメニューを出して、管理者権限で実行を選択することにより、この問題を解決できた。 |
出力 | SDSの出力をWordに変更することはできませんか? | 弊社の開発プラットフォームの帳票仕様はエクセル出力の為、残念ながらワード出力はできません。 |
第1項 | 同じ製品で1項の製品名や製品番号、製造者/流通者を発行要求に併せて,パターン化できますか? | 製品番号はUNIQUEが前提です。従い、同じ製品で製品名が変わるなら、製品番号も変えて製品番号・製品名のセットを作ってください。日本のSDSの場合、「供給者の会社名」という表現になっており、製造者若しくは流通者をデータベースに登録しておきます。但し製造者と流通者の二つをSDSに表示することはできません。SDSの作成時に必要な製品番号と製造者/流通者を選択してください。 パターン化が製品名・製品番号・供給者のセットを作れるかという意味なら、3ファクターを串刺しにしたセットは作れませんが、製品名・製品番号のセットと供給者を組み合わせることにより、目的を実現することは可能です。 |
第1項 | 会社情報(社名や部署名、住所等)は、日本語、英語、中国語以外に韓国語などは入力出来ますか? | 会社情報を韓国語で入力はできません。韓国では英語表記が認められております。どうしても韓国語が必要な場合はエクセルSDSで手動で変更してください。 |
第3項 | 各成分の配合比の入力の際は20%など単独の数値を入力しますが、SDSの3項「組成及び成分情報」では自動的に20~25%と幅値になります。 なぜですか? |
化管法(特定第1種、第1種、第2種物質)、毒劇法に該当する物質、安衛法表示・通知物質は、製品定義の配合比に入力した数値がそのままSDSの第3項に表示されます。 それ以外の物質は5%単位で表示されます。これはその他の物質の含有率を正確な整数や有限小数で表示する義務がないからです。編集する場合は、i.Bou-GHSの製品SDS管理>安全データシートの第3項の画面で編集するか、Excel出力後で編集下さい。 |
第3項 | タイ語などで、SDS上に表示される「成分名称」は英語で良いのでしょうか? 一般的にどうなのか教えてください。 |
成分名の英語表記はOKです。実際、i.Bou-GHSを使ってタイ向けSDSを多数作成されているユーザーがおられますが、成分表示は全て英語表記です。 |
第3項 | SDSに記載する成分、表示を一部非公開にすることは可能ですか?(他社の製品模倣対策) EX)「炭化水素系混合溶剤 ●●%」などの表記にするなど | メニューのGHS情報>製品SDS管理の画面で、SDS作成時に第3項の表示内容を編集、削除できます。 |
第3項 | 酢酸エチルを2 0%含有する製品を登録しましたが、化審法整理番号が空欄になっているのはなぜですか? 「2 - 7 2 6」と記載されていません。 | i.Bou-GHSでは化審法官報整理番号を化審法第1種特定、第2種特定、監視、優先評価の化学物質と紐付けて管理しているためです。従い、これらの物質に該当しない場合は、基本的に化審法官報整理番号との紐付けはありません。紐付けが必要な場合は、成分設定>成分分類情報>対象国日本>日本法律関係で化審法官報公示整理番号の欄に入力して保存してください。そうすれば、SDSの第3項に表示されます。 |
第3項 | 現状のS D Sでは「フッ素及びその水溶性無機化合物」と記載しています。本来は「ホウフッ化マグネシウム」と記載したいが機密情報です。そこで、i.Bou-GHSでは、まず「ホウフッ化マグネシウム」のC AS No.と含有量を入力し、危険有害性を自動判定させる。そして、成分名を変更し、CAS番号も非公開にしたいが、実現できますか。 | 可能です。i.Bou-GHSの製品SDS管理>安全データシートの第3項の画面で編集してください。 |
第3項 | 対象国日本のSDSに於いて、含有率0.7%のホルムアルデヒドが、「第3項 組成及び成分情報」で「濃度限界未満だがSDS作成濃度以上の成分」と何故表示されるのでしょうか? | JIS Z7253-2019の附属書DのD4には、「次のa)~d)の場合は、表1に記載の、健康及び環境の各危険有害性クラスに対するSDSを作成する濃度に相当するため、当該成分のGHS分類区分及び濃度又は濃度範囲を記載する。」と記載されています。このa)~d)の場合とは、全て濃度限界未満だがSDS作成濃度以上の成分に該当します。ですからホルムアルデヒドは第3項に記載が必要です。 |
第8項 | 暴露情報や健康有害情報のデータソースを表示できますか? | システムは各国ごとの暴露データを持っています。しかし、データソースを表示することは出来ませんが、何処の国のデータかは、SDSの第8項のばく露データに表示されます。 |
第8項 | i.Bou-GHSで作成した対象国が日本のSDSには、許容濃度は記載されているが、管理濃度やACGIHのデータがないのはなぜですか? | JISでは第8項では許容濃度の表示を求めております。管理濃度やACGIHはオプショナルですので、i.Bou-GHSでは、できる限り必要なものに絞ることでコストを抑えるとのコンセプトで表示しておりません。 |
第10項 | 混触危険物質と含有成分の紐付けは自動でやれますか。 | 混載危険物質と含有成分との紐付けは行っていません。ここでは、145物質の中からユーザーが独自の知見でその製品との混載を避けるべき物質を選択していただく方式を採用しております。 |
第11項、第12項 | 論文情報など、各データのソースを記載することが可能ですか? | 第11項と第12項に関する参照情報の自動記載機能はありません。 敢えて記載するとすれば、第16項に参考文献を手動で記載するしかありません。 |
第14項 | 国連輸送番号の決定をどのように行っていますか? (特に環境有害性や腐食性の判定、IMDGやIATAで定められている有害物質の判定はどうなるのか?) | 質問の内容から判断すると国連輸送番号とは国連分類(輸送における危険有害性クラス)の事と理解します。国連番号、国連分類、容器等級はユーザーが自分の知見を入力します。システムは自動分類しません。自動判定はファクターが多すぎて、正確性を担保できないため、採用しておりません。 |
第14項 | GHS判定で環境マークのピクトグラムが出れば「海洋汚染物質」に該当すると認識していますが、事前に選択する必要はあるのでしょうか? | 環境マークのピクトグラムが出る水生環境有害性急性区分1及び水生環境有害性慢性区分1,2以外にも海洋汚染物質に該当する有害性があります。いずれにせよHME(Harmful
to the Marine Environment)に該当する場合は、第14項で「海洋汚染物質」を手動でクリックしてください。 HMEの判定方法は、下記をクリックして文献をご参照ください。 |
第15項 | 各国法規は必須となっている法規は反映されていますか? | SDSとラベルに必要だと思われる法規には全て対応しております。しかし、SDSの第15項に記載が必要な法規を明記している国はないので、あくまで総合的に判断してその国のSDSに必要と思われる法規を記載しております。 |
第15項 | 各国法規規制物質と含有成分との紐付けについて、グルーピングして表示できますか? (例. 法令ではモリブデン及びモリブデン化合物などのように範囲を広く記載している事が多く、複数のCAS物質が紐つくことが多い) | 労安法通知物質のモリブデン及びその化合物を例にとって説明します。iBou-GHSではNITEのCHIRPを参照して、それぞれに固有のCAS番号が対応した56物質がデータとして入力されています。製品に含有されている成分のCAS番号が、法令に該当する物質として登録されたCAS番号に一致すれば、SDSの第15項に、その法令に該当する成分の一つとして表示されます。 |
第15項 | SDS項目15の適用法令は、全て自動判定で出力されますか? | 日本の消防法と韓国の危険物品安全管理法以外は、全て自動判定です。判定は製品に含有されている成分のCAS番号で行います。消防法については、製品定義の場所で手動で選択、危険物安全管理法については、SDS作成画面で手動で選択してください。 |
第15項 | 対象国日本のSDSに於いて、「3.組成及び成分情報」で「ホウフッ化マグネシウム」と記載するも、「15.適用法令」の労安法の表示義務と通知義務に「該当せず」となる。 「フッ素及びその水溶性無機化合物」は労安法の表示義務と通知義務に該当している。どうすれば良いですか? |
別表第9の487 弗素及びその水溶性無機化合物には72の物質がCAS番号付きで記載されてますが、その中にCAS:14708-13-5 ホウフッ化マグネシウムは含まれておりません。第73番目にはフッ素化合物という項目があり、ユーザー様はこの項目をホウフッ化マグネシウムに適用されたと推測します。しかしNITE
CHRIPにはCAS:14708-13-5 ホウフッ化マグネシウムが単独で検索でき、そこには安衛法 表示・通知物質を適用する旨の記載はありません。以上の理由から、弊方はCAS:14708-13-5 ホウフッ化マグネシウムには安衛法 表示・通知物質が適用されていないと判断し、対象から外しております。 しかし、ユーザー様の知見により、安衛法 表示・通知物質が適用されるとのご判断でしたら、エクセルでSDSを出力後に第3章と15章を然るべくご編集ください。 |
バージョン管理 | 成分を開示する必要がある場合などのために、同じ物質のSDSを複数作成しておくことは可能ですか? | 可能です。i.Bou-GHSはSDSのバージョン管理をしているので、同じ製品に対しGHS分類ーSDS作成工程を繰り返すことで、異なるバージョンが作成され保存されます。 |
フォーマット | SDSフォーマットを自社で現在使っているものにすることは可能ですか? | i.Bou-GHSはパッケージソフトですので、個別のカスタマイズは受けておりません。 |
フレーズ選択 | SDSのフレーズ生成は、システムが自動的に選択してくれるようになっていますか? | i.Bou-GHSが格納しているフレーズは、1993年以来ドイツ産業連盟の専門家ワーキンググループがSDS用に作成したフレーズデータベースを利用しております。 i.Bou-GHSを使って初めてSDSを作成する時は、最適のフレーズを手動で選択していただくプロセスがあります。SDSの各項目に関する自動、手動は下記の通りです。 項目1,11,12: ほぼ自動作成(一部フレーズの選択必要) 項目2,3,14,15,16:自動作成 項目4,5,6,7,10,13:フレーズの選択が必要 項目 8:職場限界値と生物学的限界値は自動作成。その他はフレーズの選択が必要。 項目 9:基本は自動作成だが、ユーザーで編集、追加が必要 |
法律・言語 | 各国法規と各国言語の組合せは現地語で準備されていますか? (例. メキシコならメキシコスペイン語など) | 全て現地語で準備されています。例えばメキシコの場合は、分類、ラベル、SDSは全てNOM-018-STPS-2015に従っており、その為、その中に記載されてる危険有害性情報や注意書きは、規格に記載された表現を忠実に使用しています。しかしスペイン語は欧州の化学品管理の専門家集団によって翻訳されたものですが、残念ながらこれが、本家のスペイン語なのかメキシコスペイン語なのかを判断できる知見はありません。 |
法律・言語 | 法令情報のみの抽出は可能ですか? | 法律データベースに搭載されている情報を手動で抽出はできません。 |
法律・言語 | 通常、タイ版SDSを作成する場合、もちろんタイ語でSDSが作成されますが、タイ版SDSを英語で作成する方法があればお教え下さい。 | タイ語のSDSの英語翻訳版を作成する機能は、i.Bouには残念ながらありません。 もし、英語の翻訳がどうしても必要な場合は、対象国アメリカ(言語は当然英語)を追加購入していただくと、アメリカのSDSの大部分の内容は、タイのSDSの内容と同じです。同じ部分を下記します。 Section 1,3,4,5,6,7,8のばく露制御、9,10,11,12,13,14,16。 尚、Section 2, 8の管理パラメータ、15についてはi.Bouの製品SDS管理のタイの画面を見て独自で翻訳していただくしか方法がありません。其の場合i.Bouのログイン時に日本語ではなく英語のインターフェースを選択すると、英語で表示されますので、翻訳には便利かと存じます。 |
その他 | SDS1件当たりの作成時間は? | 初めての作成時には、1件当り1~2時間程度かかります。時間を要する主な部分は、SDSフレーズの選択作業です。しかし、製品の構成成分の配合比をベースに、似たものを予めグループ分けして、グループ毎の代表の製品のSDSを作成しておけば、その後はその代表の製品のフレーズ群をコピ-することで、そのグループの別の製品のSDS作成は、微調整も含めて1件10分以内で作成できます。 |
その他 | SDS作成にトレーニングや専門知識が必要ですか? | 種SDSの作成が完了するまでは、ある程度の専門知識は必要です。 |
FAQ一覧
システム
小分類 | Question | Answer |
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アーキテクチャ | i.Bou-GHSのアーキテクチャを教えてください? | i.Bou-GHSは、マイクロソフト社のドットネットフレームワークをプラットフォームにして開発された3層構造のスマートクライアントタイプのシステムをベースに、スタンドアローンに改造したものです。更にマイクロソフト社のClickOnceテクノロジーを利用して、システムの更新を自動配布できるように工夫しております。 |
インストール | スタンドアローン版のインストール方法を教えてください。 | ソフトウェアのインストールは、WIN-7とWIN-10で異なります。WIN-7の場合は、CDをユーザーパソコンにセットしていただくと、データベースとソフトウェアを完全自動でインストールします。WIN-10の場合は、まずデータベースをインストールし、それからソフトウェアをインストールしてください。どちらの場合も、パッケージに入っているインストールマニュアルを参照してください。その際にドットネットフレームワーク2.0以上が端末機に入ってない場合は、自動でインストールします。 |
インストール | 1台のパソコンにアドミニストレーター権限のユーザーと、一般ユーザーの二つのアカウントを設定し、両方のアカウントがi.Bouを使えるようにしたい。しかし、アドミ権限ではi.Bouを開けるが、一般ユーザー権限では開けない。どうすれば開けるようになるか教えてください。 | 一般ユーザーアカウントを、SQLに追加登録すれば解決します。 SQL Management studioを立ち上げて、下記の操作方法の説明をクリックして表示される内容に従って、一般ユーザーを追加してください。 |
インストール | WIN-10にデータベースのインストールはできましたが、プログラムのインストールでエラーがでました。エラー表示は「This setup requires the ・Net Framkework version 2.0」です。 | コントロールパネル>プログラムと機能>Windowsの機能の有効化または無効化 で見ていただくと、現在は・Net Framework 4.8しか有効になっていないはずです。・Net Framework3.5(・Net 2.0及び3.0を含む)にクリックを入れて有効化してください。 |
インターネット接続 | SDS作成時には常に外部LAN環境が必要ですか? | 外部LANへの接続は、アップデートの時にだけ必要であり、普段の使用には必要ありません。 |
カスタマイズ | ユーザーが変更等を要望した場合に対応していただけますか? | パッケージソフトですので、基本的には、カスタマイズ要求には対応しません。しかし、要求の内容が他のユーザーからも多数寄せられており、パッケージの品質向上に普遍的に寄与すると判断した場合は、改善という観点でアップデートで対応します。 |
データーインポート | 配合や有害性情報、性状情報を夜間処理などで自動連携する事ができますか? | スタンドアローンですので、夜間処理、バッチ処理云々は無縁です。製品に対する成分や中間品の配合比、及びその製品の番号、名前、有効期限、水溶性か否か、引火点、動粘度、PH、国連番号、指針番号、国連輸送名、国連分類、容器等級等を、エクセル表を経由して自動でシステムに読み込ませることができます。 |
データーインポート | 生産管理システムとの連結は可能ですか? | i.Bou-GHSは、他のシステムのデータベースと、直結することはできません。しかし製品情報(配合比や物理性状の一部や国連情報等)については、データをCSV形式で生産管理システムから取り出し、i.Bou-GHSが指定するエクセルフォーマットに加工すればi.Bou-GHSに一括でインポートできる機能を備えております。 |
データ共用 | 海外拠点でも使用可能ですか?その場合同じデータベースを共有できますか? | インターネットある環境なら、世界中どこでも使用できますが、スタンドアローン版ですので、データベースの共用はできません。データーベースの共用を可能にするため、2020年2月現在でサーバー版を開発中です。 |
データ共用 | 同時に使用(アクセス)可能ですか? | スタンドアローン版のため、一般的には一人1台であり、同時アクセスはできません。 |
バージョンアップ | i.Bou-GHSの対応OSはWindouws7(32bit)だが、今後バージョンアップしていくのか? 一度、導入すると余程のことが無い限り十年以上は確実に使用するので、対応OSもバージョンアップしてほしい。 | マイクロソフトがOSのバージョンアップを行うと、多少のタイムラグは発生しますが、弊社もi.Bou-GHSがそれに対応できるようバージョンアップしてゆきますので、ご安心ください。現在はWIN10に対応できておりますので、近々WIN10にされるご予定があれば、導入時からWIN10でスタートされるのも賢明な方法です。と言いますのも、マイクロソフトの事情で、WIN-7に使用されるデータベースバージョンが、WIN-10ではインストールできません。このためWIN-10に適したバージョンのデータベースをインストールする必要があります。尚OSのバージョン変更に伴うi.Bou-GHSのバージョンアップは有償になりますのでご認識ください。 |
バージョンアップ | 導入後に追加料金となる事例があれば教えてほしい。 | 1) 最新バージョンへの更新 2) 対象国の追加 3) OS変更によるシステム動作環境の更新(ネットワーク環境への対応はサポートしておりません) |
ライセンス | ライセンス数はどのように数えますか? | USBドングル一つにつき1ライセンスです。 |
USB ドングル | USBドングルが見つからないと言うエラーメッセージが出て、システムが終了してしまいます。 | 作業中に、「ドングルが見つからない」とか「ドングルの類型が違う」などのエラーメッセージが出た時に、ドングルの緑灯が常時ついてるか、点灯してるか、消灯しているかで原因が異なります。 A) 常時ついてるならドングルのハードウェアは正常で、原因はPC側にありそうです。 B) 点灯ならドングルのドライブかハードウェアに異常があります。 C)消灯ならドングルのハードウェアに異常があります。 Aの場合は、コントロールパネル>電源オプション>コンピュータがスリーブになる時間を変更>詳細な電源設定の変更>USB設定>USBのセレクティブサスペンドの設定>設定:無効 にしてください。それでも問題が解決しない場合は、当社か代理店にご連絡ください。 B, Cの場合は、問題のあるドングルを当社か代理店に提出してください。当社でチェックしてハードに異常があれば、新しいものと交換します。 |
保守
小分類 | Question | Answer |
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USB ドングル | スタンドアローン形式のシステムですが、付属のUSBドングルの情報更新はございますか?その場合は、USBドングルの配布?またはネット上に接続して更新でしょうか? | USBドングルの更新は通常はありません。更新が必要になるケースは、ユーザー希望で対象国を増減した場合です。 |
USB ドングル | 予備のドングルの価格や破損時の交換費用等はどのくらいですか? | ドングルが無いとシステムは立ち上がりません。ですから、大切に保管してください。ドングル=ライセンスですので、追加で購入される場合は、標準価格が適用されます。ドングル破損時は別途交換費用が発生します。詳しくは販売店までお問い合わせ下さい。 |
アップデート | スタンドアローン版のソフトウェアに修正があった場合、ユーザーのパソコンでのアップデートの手順を教えてください。 | i.Bou-GHSのアップデートは、ユーザーパソコンがインターネットにつながる環境にあれば、自動で最新版にアップデートします。この場合、i.Bou-GHSを端末機で起動した時に、ユーザーパソコンにインストールされてるバージョンとサーバ上に配置されているバージョンを比較し、端末機に最新バージョンがインストールされていなければ自動でアップデートをします。勿論、アップデートをするかどうかユーザーに最終確認をするステップを入れております。アップデート情報については、i.Bou-GHSメイン画面の右上隅にあるディスプレーアイコンをクリックして、プルダウンメニューからアップデート情報をクリックすると、当社のHPにアクセスして確認できます。 |
アップデート | 法規のアップデートのタイミングは、法規改正ごとに実施されますか。またアップデート実施は、法規の施行前ですか、施行後ですか? | 法規ごとにアップデートするのではなく、基本は3ヶ月分ぐらいまとめてアップデートします。通常は施行後が多いです。大きな変更の場合、例えば2016年6月1日施行の労働安全衛生法の通知物質などは、4月14日にアップデートを完了しております。 |
アップデート | i.Bouシステムはネットワークを通じてデータをアップデートする際、配合比等のデータを外部から盗まれる可能性はありませんか? | 外部から盗まれる可能性は限りなく低いです。その理由は; 配合比などの製品情報はLocal PCにしかない。 Server - PC間の同期はServerからPCへの一方方向 同期対象DBは法律DBと成分DBのみ。 PCからServerへの方向の同期は不可。従いPC上の配合比を弊社が入手する事は不可能。 |
アップデート | アップデートに必要なネットワーク環境を教えてください。 | プログラムのアップデートには、ユーザーの社内ネットワークのゲートウェイに於いて、HTTP用に80番ポートが開いている必要があります。データベースのアップデートにはUDP用に1434番UDPポート、TCP用に49161番ポートが開いている必要があります。
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アップデート | i.Bouに搭載されている法律データベースが知らぬ間に変わっていると困るので、法令等の改正によるプログラムの更新の度に、通知を貰うことができますか。 | 更新はプログラムの更新とデータベースの更新の二種類があります。iBou起動時にプログラムの更新は自動で行われます。データベースの更新は実施するか否かの案内が表示され、Noを選択するとデータベースは更新されません。但し、プログラムとデータベース共に最新バージョンになっているのがシステムにとっては最適状態です。法律の更新は全てデータベースの更新で行われます。更新の内容については、システムの右上にあるアップデート情報でご確認ください。使用されてるi.Bouのバージョンはシステムの右上にあるバージョン情報でご確認ください。尚、法律関連が更新されても、作成済みのSDSの内容が勝手に更新されることはありません。再度SDSを作成された場合に、新しい法律データが適用されます。 |
サポート | i.Bou-GHSのサポート体制はどうなっていますか? 不明点やトラブル発生時に早急なサポートを行っていただけますか? | 基本的には、代理店経由でご確認ください。勿論、技術的な問題に関しては、直接メーカーに電話やメールでお尋ねいただいても結構です。電話の場合は、平日の9時~16時で対応させていただきます。 |
サポート | 出力結果についての質問について回答できる体制がありますか? | サポート体制として整備されています。 |
サポート | バージョン管理とアップデートサポートの関係について教えてください。 | 最新バージョンと一世代前のバージョンの二世代管理とし、二世代前を含む旧いバージョンに対するアップデートサポートはありません。例えば、最新のバージョンがV3とすると、アップデートサポートはV3とV2に対してのみ行い、V1に対するアップデートサポートはありません。 |
ラベル
小分類 | Question | Answer |
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法律 | ラベルとして要求される事項について、各国法令に定められている情報は出力できますか? (SDSで要求されている事項と差異がある場合にも適切に反映されますか?) | はい、各国の法令に定められた情報がCSVで出力されます。ご指摘のように、ラベルに要求される情報が各国で異なります。i.Bou-GHSはこれらを忠実に出力します。 |
操作
小分類 | Question | Answer |
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危険有害性情報の編集 | SDSに記載する危険有害性情報を手動で編集が可能ですか? | GHS情報>GHS危険有害性情報の画面でHコードに対応した文章の編集は可能です。ここで編集すると以後該当Hコードに対する危険有害性情報は編集された内容が適応されます。ある一つのSDSに対してのみ該Hコードに対する危険有害性情報の内容を編集することは出来ませんが非表示にすることは可能です。それは、GHS情報>製品GHS分類>GHSラベルの生成の画面で、製品の危険有害性に応じて自動選出されたHコードに対応する危険有害性情報を非表示にしてください。もしあるSDSに対する危険有害性情報を編集したい場合は、SDSが出力されたエクセル画面で編集してください。 |
製品定義 | 配合情報などのインプット情報として、何が必要ですか? | 製品番号、製品名の日本語・中国語・英語、製品の引火点・動粘度・PH値、製品の物理的状態、水溶性か否か、配合比、国連番号、指針番号、国連輸送名、国連分類、容器等級、海洋汚染物質該当非該当、ばら積み液体物質に該当非該当、消防法分類、会社名、住所、電話番号、部門名など |
製品定義 | 製品の情報をインポートするためのファイル形式を教えてください? | EXCELの.xls形式(97-2003形式)を使ってデータベースにインポート可能です。 |
製品定義 | SDSの作成のたびに情報のインプットが必要ですか? | 製品情報は製品ごと、会社情報は同じ名前を使う限り1回のみです。 |
製品定義 | 製品定義の配合比登録で、「主成分」を登録しましたが、「対象国のG H S分類が登録されていません」と赤字で表示されました。この場合はどうしたらよいですか? | その成分の成分基本情報は登録されているが、SDS作成の対象国のGHS分類情報が登録されていない場合に、この警告が出ます。対象国の成分分類情報を登録してください。 |
製品定義 | 製品フォーマットと中間品フォーマットを使ってインポートした製品定義を保存する。その後、中間品フォーマットの配合比を変更して、再度同じ製品番号でインポートしたら変更した配合比は製品定義に反映されますか? | 残念ながら反映されません。同じ製品番号でもインポートは可能ですが、前の配合比を上書きするわけではなく、単に追加するので、配合比合計100%が200%になってしまいます。このケースでは、製品定義でその製品を削除し、新たに同じ製品番号で製品定義を作成してください。 |
製品定義 | 製品定義のプルダウンメニューの選択肢を、ディフォルトから変更する事はできますか。 | 製品定義にあるプルダウンメニューで、変更可能なものは製品品種と類型で、これらは基本設定のところで、入力可能です。製品有効期限は、デフォルトを変更する場所はありませんが、デフォルト以外の数値を手入力して保存すると、製品生産指示で作成するラベルの有効期限には反映されます。化学品の状態については、ディフォルトの変更はできません。 |
製品定義 | 製品の配合比の登録の階層はいくつですか? | 成分と製品の2層構造です。これにより外部からの一括csvインポートが可能です。中間品の存在に対応するため、インポート用の専用のエクセルフォーマットを製品と中間品に対し準備しており、これらを使って製品の配合比と中間品の配合比をエクセルフォーマットに入力しておくことで、一括インポートすることが可能です。 |
製品定義 | 製品定義を規定のエクセルフォーマットを使ってインポートしようとしましたが、エラーが発生しました。但し、PHのところには7~10と入力しています。 | PHに数値の範囲を入れるとインポートできません。自然数か小数を入れてください。これはPHの値をGHS分類の時に計算で使うため、数値の範囲のようなテキスト形式ではエラーになるようになっています。 |
製品定義 | 製品の配合比に添加剤等の中間品が含まれている場合、製品定義にはどのように入力したら良いですか。 | 手動で入力する場合は、添加剤の構成成分を分解して入力する必要があります。しかし、それは面倒です。備え付けの製品や中間品のインポートフォーマットを使えば、システムが自動で成分を計算してインポートしてくれます。多数の中間品をご利用の場合は、全ての中間品の配合比をひとつの中間品フォーマットに入力して置いてください。そして製品の配合比をインポートする際に、まず製品のフォーマットを読み込ませ、そのあと全ての中間品の配合比を記載した中間品フォーマットを読み込ませてください。そうすると、システムが製品に使用している中間品を中間品フォーマットから自動で探し、成分に分解して製品の配合比を入力します。 |
成分設定 | 成分データベースに登録されていない物質について、GHS分類等の情報を持っている場合には登録できますか? | GHS分類の基礎となる成分データに、ユーザーが所有する物質データを自由に登録できます。その場合、成分データーベースには、成分番号とCAS番号の入力欄があります。ディフォルトデータでは、成分番号にもCAS番号が入ってますが、ユーザーが使用している原料番号等を入力してもOKです。CAS番号には物質にCAS番号が有れば、それを入力して下さい。なければ空欄でもOKです。そして、GHS分類は対象国ごとに入力するようになっていますので、各国のビルディングブロックを考慮して入力してください。 |
成分設定 | 成分設定を任意で変更していた場合、その成分の更新があった場合、任意の変更は上書きされてしまいますか? | ディフォルトの成分設定を、ユーザーが任意で変更若しくは新しく追加する場合は、成分番号にCAS番号と同じ番号を使わずに、独自の番号(例えば原料番号やCAS番号と同じ番号の最後に記号を入れるなど)を使ってください。そうすれば、更新があっても上書きされません。 但し、CAS番号は正式な番号を使ってください。でないとSDS第15項の法律に正しく反映されません。 |
成分設定 | データベースは汎用溶剤ではない特殊な有機溶剤にも対応していますか? どの程度対応しているのか一覧を出力できますか? | 特殊な有機溶剤にCAS番号があるなら、基本設定>成分設定の画面でCAS番号を入力してデータベースに入っているかどうかを検索してください。入ってない場合は、その有機溶剤に対するGHS分類に対しユーザー様に知見があれば、その有機溶剤を成分として追加してください。その場合、CAS番号、成分名称、GHS分類等を入力して下さい。 |
導入 | 導入に必要な日数はどのくらい必要ですか? | ユーザーの理解度によって変わりますが、通常は1か月程度と思われます。 |
バックアップ・復元 | データのバックアップの保存場所でデスクトップを選ぶと「バックアップに失敗しました。手動でバックアップしてください」とのエラーメッセージが出る。 | Windows OSのセキュリティ設定の関係で、Cドライブのデスクトップやユーザーのマイドキュメントをバックアップの保存場所に指定すると、このようなエラーメッセージが出ます。パブリックユーザーのマイドキュメントを指定、若しくはCドライブ直下やD,Eドライブ等にバックアップフォルダを作成してこのフォルダを指定してください。 |
バックアップ・復元 | バックアップデータをデスクトップに置いて、データの復元をすると、「復元に失敗しました。手動で復元してください」と言うエラーメッセージが出る。 | Windows OSのセキュリティ設定の関係で、Cドライブのデスクトップやユーザーのマイドキュメントにバックアップファイルを置いて復元を行うと、Windows OSのセキュリティ設定の関係で、このようなエラーメッセージが出ます。パブリックユーザーのマイドキュメントに置く、若しくはCドライブ直下やD,Eドライブ等にバックアップフォルダを作成してこのフォルダにバックアップファイルを置いて復元してください。 |
マニュアル | 作成マニュアルは英語や中国語もありますか? | いいえ、今のところ日本語のマニュアルだけ準備されております。必要であれば作成することは可能ですが、かなり時間がかかります。 |